計画地は閑静な邸宅地として知られる宝塚寿楽荘。大正の時代から別荘地として開かれ、昭和初期に高級住宅用地として分譲されるなど、邸宅地として格調高い生活文化が今なお受け継がれる地域です。
この街で見られる邸宅には、かつての職人の技量の高さをしのばせる地域の財産とも言える、見事な石積み擁壁や植栽などが施され、古くからの邸宅地の面影を今に残しています。
昨今、緑を伐採し石積擁壁を撤去して画一的な住宅地が分譲されていく中、本プロジェクトは石積擁壁や木々の緑を生かし、趣と品格を継承する環境共生型住宅として計画しました。
従前の邸宅に置かれていたオブジェをエントランスに設置しました。
様々なオリジナルな住まいが実現しました。
周囲を囲む緑が様々な所から飛び込んできます。
従前の邸宅で使われていたアンティックなシャンデリアも再利用しました。
腰かけることのできる和室です。
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