2012年7月12日木曜日

リノベーションについて:4

もう一つのリノベーション事例をご紹介いたします。
こちらは兵庫区永沢町に位置する、築年数を経た賃貸マンションの一室のリノベーションです。
専有面積約34㎡のこの部屋は、元々2DKでしたが、リノベーションする目的でスケルトン状態にした所で、このマンションを所有する工務店から相談を受けました。


今回も、周辺賃貸市場の調査を行いましたが、立地は異なるものの、おおむね前回のプロジェクトと同様の状況が確認できました。
そこで、同様のコンセプトに基づき、1LDKの計画を提案しました。
玄関が狭かったので、鏡を利用して、広く見えるように工夫しています。
また、水回りの扉は吊レールとしてデザイン性を演出するとともに枠をなくしてコストダウンを図りました。

メンテナンスコストを低減する為に、壁はAEP塗装、床はPタイルを基本とし、ベッドルームはタイルカーペットとしました。

1階住戸なので部屋の雰囲気が暗くなりがちなのに配慮して、白い内装を中心とすることで、明るく清潔感のある雰囲気の演出を心がけました。

ベッドルームのみ落ち着いた空間とするために、少しトーンを抑えた色彩のタイルカーペットとしています。

水回りの床も、すべて同じPタイルを貼っています。

浴室は在来浴室でしたが、ハーフユニットバスを使って将来のメンテナンス性向上に配慮しました。


キッチンも新設しましたが、従前の換気扇を活かしてフードのみ設置するようにしてコスト削減に努めました。











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